- 技術名ネーミングの由来 技術名ネーミング クラレ:クラリーノ
技術名ネーミング
クラレ:クラリーノ
「クラリーノ」はクラレの商標登録です。
クラレはこの商標登録で合成皮革の素材を販売しています。
この分野では世界中で25%のシェアを持つ代表的メーカーの一つです。
登録商標をとったネーミングには、後ろにRマークがついていますが、我が国では特許庁に商標出願することでその権利をプロテクトすることができます。
ただし、このRマークには、法的根拠がなく、長年の慣習から生まれたものだそうです。
また日本は登録主義をとっていますが、アメリカでは使用主義が主流です。
実際にその商標を使うことによって権利が発生するわけです。
日本ではクラリーノは靴で有名ですが、実はクラリーノの素材は、様々な商品に使われています。
クラレの利益の多くを「クラリーノ」の技術と商標で上げていると言っても過言ではないようです。
商標といえば、他にも、デュポン社の商標である「テフロン」や、ウールマークカンパニーの「ウールマーク」などを皆さんどこかで聞いたことがあるでしょう。
「クラリーノ」の名称は、「クラレ」をもじって作られたものです。
「クラリーノ」は、天然皮革の精密な構造を再現して作られた人工皮革です。
天然皮革の場合には、表皮の下にあるコラーゲンと呼ばれる網状の組織からできています。
「クラリーノ」は、このコラーゲンに近似した構造について技術を駆使して作り上げたのです。
実際の作り方でいえば、ナイロン、あるいはポリエステルを素材とする不織布にポリウレタン樹脂を含ませて浸透させた上で、水に浸して固めて作ります。
クラレの技術は、不織布を作る技術、ポリウレタン樹脂を含浸させる方法、不織布とポリウレタン樹脂を組み合わせる技術の3つに集約されています。
この3つの技術について、どこもクラレを追随することができないのです。
クラリーノによく似たものと一般には思われている「塩ビレザー」や、ウレタン系合成皮革は、クラリーノとは全く違う製法でできています。
またウレタン系合成皮革の孔は、クラリーノと比較すると、拭連続で通気性も小さいのです。
技術名ネーミングの由来は、ネーミングについて解説しています。
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